2014年9月10日水曜日

天体望遠鏡を調べたのでメモ

スーパームーンが話題になっていたので写真を撮ったものの、手持ちのD5000と55-200レンズじゃ等倍で500x500ピクセルくらいにしかならなかったので望遠鏡の物欲ガガガ・・・
前にも一度調べて二度手間になったのでメモを残すことにする。


○エントリークラス以下の気になった望遠鏡 安い順 

コルキット KT-5cm 約4000円
  組み立て式の望遠鏡 月を見るには十分、値段の割に対物レンズが良いらしいのでアイピースを変えれば割と頑張れるらしい。ほぼ紙製(^p^)
スコープテック ラプトル50 約9000円
  完成品。ちゃちな簡易型経緯台つき。性能はおそらく上と同じ程度。ピントノブとミラーが有るので使い勝手はだいぶマシかと。
Vixen ミニポルタ A70Lf 約24000円
  いきなりまともな品へw おもちゃ買うくらいなら定評あるこいつでしょ。微動可能なそこそこの経緯台つき。Tリングって言うオプションパーツ買えばAPS-Cの直焦点撮影で月が良い感じに映るっぽい。拡大撮影用のアダプタもオプションにある。

これ以上高いのは良いのがいろいろあるだろうから省略。高いから買えないしね。
月や広範囲の星を見るだけならフィールドスコープや双眼鏡の方が便利な面も。
ミニポルタは経緯台がワンサイズ小さいので後の拡張性を経緯台に求めるならポルタⅡにした方が良いだろうけど、4万円超えるから他のメーカーも見よう。
というか、金あるなら経緯台じゃそのうち我慢できなくなって赤道儀に走るだろうから最初の1個に後の拡張性とか考えるのはどうかと思う。
反射式が低コストで高性能だと言われるが扱いが多少難しいので初心者は屈折式の方が楽らしい。お高いのを買うなら反射式も考えよう。
・メモリンク
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tomoyu/column/co071.htm
http://ryutao.main.jp/telescope.html
まともな物の金額を知って心を折りたい人はこちら?

○用語っぽい物のメモ

・倍率:対物レンズの焦点距離を接眼レンズの焦点距離で割ったもの。やろうと思えば数百倍にもできるが、セオリーとして対物レンズ径の2倍(50mmなら100倍、70mmなら140倍)までがまともに見える範囲。
アクロマート:屈折式のレンズで起こる色収差を補正した物のこと。レンズの組み合わせで補正したり、ED、SDと言った低分散ガラスを使用する。高くなるけど写真撮るなら必須。
・アイピース:接眼レンズのこと。対物レンズの性能を引き出せるかはここで決まるらしい。24.5mmと31.5mm規格が主流。主流のタイプは安い?順にハイゲン、ケルナー、オルソ、プローセル、ナグラーとかがある。コルキットやスコープタウンで安いのは買える。高いのは知らん。
・経緯台:仰角と方位の2軸で動かす。分かりやすい。
・赤道儀:地軸による星の回転を考慮し、軸を北極星に合わせることで1軸を回転させるだけで星を捉え続けることが可能。モーター等で自動追尾させると長時間露光で星を止めて撮影できる。

○撮影方法のメモ

多分こっちを見た方が早い参考サイト:
http://www.tvj.co.jp/10shop_televue/20Navigator/imaging_method/IMAGING-ABC.htm
http://homepage3.nifty.com/kunihiko/astro/telescope/photo/magni1.htm
簡単にまとめると3つ。
 ・直焦点撮影:接眼レンズを外して素子を置く。対物レンズを直接用いた撮影法。シンプル!
 ・拡大撮影法:接眼レンズ、もしくは専用のレンズの後ろに素子を置く。接眼レンズと素子の距離で倍率が変わる。本来の接眼レンズの設計とは異なる使用法なため、大きく写るが収差等で不利。専用レンズなら別?ガンレフでもアダプタ付ければやりやすそう。
 コリメート法:接眼レンズの後にカメラのレンズを通して素子に露光する。いわゆる眼での観察をカメラでやるのと同じ。レンズ径の制限が出ると思うのでコンデジ等専用?一眼のマクロレンズで無限遠にピントが合うやつなら頑張れば可能かも。接眼レンズも本来の用途の位置に来るはずなので拡大撮影より良いかも。コンデジ側に足を引っ張られるが。

○その他リンク

通販サイト
・スコープタウン:http://scopetown.jp/products.html
(パーツは一番下から)
(接眼レンズのK-12とK-20が安くて気になる)
参考になりそうなサイトのメモ
・”役には立たないかもしれない望遠鏡自作講座”シリーズ
http://ameblo.jp/hoshineko-blue/entry-11461273374.html
・赤道儀の自作
http://picavr.uunyan.com/pic_m_equatorial_platform.html
・ボーグ等でのAF用玉抜き改造レンズ(前玉繰り出し式のAFレンズを利用する)
http://achromataf.exblog.jp/
http://kawaita.cocolog-nifty.com/rika/2014/01/af-s-c4ca.html

備考
自分のエントリー一眼レフ(D5000)にやっすいセットの望遠レンズ(55-200)の等倍切り出しはこんな感じ
ぱっとみはそれなりにきれいに見えるけど、等倍だからまぁいろいろボロボロですよ。
上で出したビクセンの24k円の奴にD3200を直焦点撮影するとこんな感じになるらしいよ
http://youtu.be/m-49M6hVBcw
これトリミング一切してないなら相当高画質に写ってるのでは・・・
って思ったらその人のブログに静止画もあった。
コンポジット等処理してるとはいえここまで写るのかすげぇな・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/youkan2000/12240964.html

2 件のコメント:

  1. こんにちは。 何事も妥協が大切ですよ。笑

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  2. 妥協と興味でKT-5cmで月を見るのが楽しそう
    焦点距離600mmなら直焦点撮影に改造したら月くらいはそれなりに写せないだろうか・・・

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